思い出のマーニーの裏設定が怖い?都市伝説や杏奈が精神病なのか考察!

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本記事では、思い出のマーニーの裏設定が怖い?都市伝説や杏奈が精神病なのかについて考察していきます。

『思い出のマーニー』は、同タイトルのイギリス児童文学が原作であり、2014年スタジオジブリが制作した長編アニメーション映画です。

ジブリ初の少女二人のWヒロインという、ジブリ映画では珍しく、新しい世界観を持った作品となっています。

金曜ロードショーで放映されますね♪

そんな思い出のマーニーの裏設定が怖い?という評判もあるようですが、なぜなのでしょうか?

思い出のマーニーの都市伝説についても考察していきたいと思います!

 

思い出のマーニーの裏設定が怖い?

『思い出のマーニー』とは、心に傷を抱えた2人の幼い少女たちの不思議な交流と、時を超えた強い愛情を描いたストーリーとなっています。

本作品に裏設定があると言われているなんて知らなかった方も多いと思います。

思い出のマーニーは英国文学が原作になっているのですが、英国文学書って基本的にお化けや幽霊のお話が多いようです。

そういう事情もあって、よりミステリアスな雰囲気がするのかもしれませんね。

SNS上では、以下の様な声が聞かれています。

思い出のマーニーってほんまにキレイで幻想的でいい作品やなー!!

私の大好きな裏設定てんこ盛りなのも最高!!

思い出のマーニー観て杏奈は夢遊病だ!!って思った人は俺だけではないはず!

また意味のないジブリ映画裏設定が流行る。

では、思い出のマーニーの裏設定について見ていきましょう☆

 

マーニーの正体は幽霊??

結論、『思い出のマーニー』のマーニーは、幽霊ではないようです。

その理由としては、作品の後半の方で、杏奈が「マーニーは私が作り上げた空想の中の女の子」と言っていることが挙げられます。

作品の中では、杏奈が幼き日に聞いたことがある(祖母の)お話と、マーニーの杏奈を思う想いがリンクして、まるで目の前にマーニーが存在しているかのような空間が出来上がっていました。

もしかしたら、マーニーが、成長した杏奈に「いつかもう一度会いたい」と強く願っていた想いが、「湿っち屋敷(しめっちやしき)」に訪れた杏奈を呼びよせたのかもしれません。

そうは言っても、マーニーは杏奈の亡くなったおばあさんだったという設定ですので、「幽霊」だったのでは?と言われているのも頷けます。

米林監督もそういう意味合いも含ませているとご自身のTwitterで投稿されていますので、幽霊説を否定するわけではなさそうです。

 

杏奈は夢遊病?

杏奈は夢遊病ではないか?と言われていますが、ストーリーから見て夢遊病だとは言い切れません。

では、なぜそう言われているのか見てみましょう。

杏奈がマーニーに会えるのは、決まって夕暮れ時の満潮になったときでした。

そしてマーニーと会った後は、道端の草むらの中で倒れた状態で見つかっています。

服は泥で汚れていたり、片方無くした靴が湿地のほとりで見つかったりと、夢の中だけの出来事ではなく、実際に体験した後のようすもわかります。

それはまるで、寝ている人が自分でも無意識のうちに外に出て歩き回った後のような状態に思えますよね。

こういう部分は、ジブリの名作『となりのトトロ』で、森の中でトトロに会った後に眠った状態で見つかったメイちゃんと通じるものがあります。

トトロもお化けではないか?と言われていますが、『思い出のマーニー』も、夢とも現実とも言えない、空想と現実の世界での出来事を表しているのだと思います。

 

思い出のマーニーの都市伝説は?

『思い出のマーニー』は幻想的でミステリアスなストーリーであるがゆえに、謎が多く存在し、いわゆる都市伝説ではないかと言われているものがあります。

今回はその中のいくつかを紐解いてみますね!

 

マーニーにそっくりな人形は?

杏奈が幼少期に大事そうに抱えていたお人形がマーニーにそっくりで、驚いた方もいらっしゃると思います。

「まさかマーニーが人形に乗り移った?」とまるでホラー映画のような話もSNS上では聞こえてきますが、この人形にまつわる説明は作品中には特に出てきません。

なので、憶測として考えられることを予想してみますね。

  1. たまたま杏奈が持っていたお人形の姿かたちを、杏奈が妄想の中のマーニーに当てはめていた。
  2. おばあさんになったマーニーが孫の杏奈に、少女時代の自分そっくりに作ったお人形を渡していた。

どちらの線もあながち否定できないことから、両方当てはまっている可能性もありますね。

 

マーニーは杏奈の友人??

マーニーは、杏奈の空想の中では「強い愛で結ばれた友人」という立ち位置にいます。

しかし、よくストーリーを追ってみますと、マーニーは杏奈の祖母だったという設定ですので、友人をはるかに超えた愛情で結ばれていた関係だったと言えるでしょう。

それは、マーニーが常に杏奈に「無償の愛」を注いでいた様子からも伺えます。

空想上のマーニーは杏奈が作り出しただけの存在ではなく、マーニーから杏奈への愛情や意思を強く感じる場面がたくさんあります。

そこには、マーニーが「大事な孫娘の杏奈を一人残して亡くなってしまった謝罪の気持ち」や、「杏奈を本当に大切に思い深く愛していたことを伝えたい気持ち」を、ひしひしと感じます。

マーニーは最初から、杏奈のことを大切な孫だと思って接していたのかもしれませんね。

 

思い出のマーニーの杏奈は精神病?

杏奈は精神病なのではないか?という都市伝説もありますが、実際はどうなのでしょうか。

 

杏奈が精神病といわれる理由は?

杏奈が精神病ではないかと言われている理由を推測しますと、「内向的」「人に対して反抗的」「自分のことが大嫌い」「人の表情や行動に敏感」「空想の世界にいる」と言ったところが挙げられるでしょう。

しかし、ここに挙げた症状としてみられるものは、思春期で精神的に揺れ動く時期の女の子にはよく見られる現象だと思われます。

とくに杏奈は、両親や祖父母が皆他界しており独りぼっちだという寂しくて不安な気持ちが常にある状態です。

さらに、愛情を注いでくれていると思っていた義母・頼子に対しても、偶然隠し事を見つけてしまい不信感でいっぱいになっています。

このことからも、精神病などの病気というよりは、複雑な事情がある思春期の少女が人に対して完全に心を閉ざしてしまった状態なのだと思った方がよさそうです。

 

まとめ

ここまで、思い出のマーニーの裏設定が怖い?都市伝説や杏奈が精神病なのか考察!と題してお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

ジブリで初めて、宮崎駿さんと高畑勲さんという両巨頭が携わっていない映画ということで、今までにない新しい雰囲気を感じる作品になっております。

杏奈が空想と現実の世界を行ったり来たりする様子が、「マーニーは幽霊?」「杏奈は夢遊病?」などの都市伝説になってしまったのかもしれませんね。

しかしラストに近づくにつれ、マーニーから杏奈への強くて深い愛情を感じる場面を随所に感じる、感動する物語になっています。

杏奈にとっての日常が「自分には関係のない無の世界」から「明るい希望の世界」へと変わっていく様も、見どころのひとつです。

思い出のマーニーを是非みていただき、裏設定が怖いのか、物語の奥深さを楽しんでみてください。

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